そんな馬鹿なって後ろを振り向いたら、

里に降りてきた、おかっぱ頭の「山の神」

 http://www.mangaj.com/user-profile/1189 http://e-saksak.com/userinfo.php?uid=5258狐や狸、蛇などの動物だけでなく、山の神にまつわる「奇妙な話」もある。たとえば、神奈川県・丹沢で猟をする服部啓介さんのエピソード。

 2月、服部さんらが山に入ったとき、尾根の所に小さな祠(ほこら)があった。何の神様かは分からなかったが、手を合わせた。夕方、猟を終え、3人で車に乗って厚木市内に向かっていた。服部さんは後部座席に乗り、仲間2人が前にいた。街中の住宅地を進んでいるとき、不思議な人物に目がとまった。少し長めのおかっぱ頭で、白い服を着ていた。その服がとても変だった。やたらと袖が長く、手の長さの2倍以上はある。2メートル近くあろうかという長い袖をひらひらさせながら、こちらに向かって来た。前の2人に変な人が来ると言ったが、2人はまったく気づかなかった。

http://www.passerelle.or.jp/userinfo.php?uid=595 http://msdf.jpn.org/userinfo.php?uid=816 「二人には何も見えてなかったんですよ。すぐ横を通り過ぎたのに見えないって言うんです。そんな馬鹿なって後ろを振り向いたら、やっぱりいるんですよ、そこに」